皮膚科症例紹介と新規機器導入のお知らせ

皮膚科症例紹介と新規機器導入のお知らせ

平素より多くの方のご来院頂きまして有難う御座います。

当院皮膚科も御陰様で多くの方に受診頂き、人間の皮膚科でも新しく、動物ではまだ導入されている病院さんも少ない皮膚科用の機器も導入致しましたので、機器の紹介と併せて皮膚科の症例のご報告させて頂きたいと思います。

この度導入しましたのは「ウッド灯」と呼ばれる機械で、主にカビによる皮膚病がないかチェックしたり、皮膚の状態を虫メガネのような状態で細かく観察できる機械になります。

特徴としましては、UVと呼ばれる紫外線の波長が変えられ、LEDによる明るい光にも切り替えができる点。

また、従来の蛍光管のような仕組みのものでは波長が安定するまで数分放置しなければいけなかったのですが、本機械はすぐに使用できる点。

加えて、最新の機器らしくスマートフォンの取り付けが可能で画像の保存が容易な点が挙げられます。

ご存じない人にとっては単に明かりを発生する機械ですが、なかなか高価な機械ですのでアタッシュケースが付属しております。

今後の皮膚科診察に積極的に活用していきたいと思います。

「症例紹介」

過去数年に渡り様々な投薬などの治療を受けても改善せず、当院皮膚科に受診した猫ちゃんの症例です。

当院受診時にはこのような状態で、常に激しい痒みを伴い、エリザベスカラーを装着していても掻き壊している様子でした。

一般的に使用される様々なお薬を試されていたようです。

猫ちゃんの痒みを伴う皮膚疾患は首から上に多い傾向があります。

様々な検査以前に、症状の改善を優先しつつ、これまでの経験から特定の疾患を疑い、受診日から治療を開始させて頂きました。

そして、現在ここまで改善が見られました。

治療のパターンも経過によって調整しながらですが、治療開始からすぐに改善の兆候が見られ、飼い主様も喜んでいただき根気よく治療に参加して頂いております。

近いうちにエリザベスカラーも外せることでしょう。

他にも多くの様々な皮膚科の改善症例の子がいますが、また機会があればご紹介させて頂きます。

 

副院長