歯科コラム第7回「根管治療」

歯科コラム第7回「根管治療」

歯科からのお知らせ
平素より御世話になっております。
笠松動物病院にて歯科診療を始め させていただき、 2 年目が終わろうとしています。
院長、副院長には、歯科診療 におけるご理解をいただき、多大なるご援助を賜り、今年は、様々な歯科・口腔外科症例に対応できる歯科医療機器、歯科材料を導入させていただきました。
日頃よりヒトの歯科診療がメインとなっている私からみても、当院に置いていただいている器材類は、ヒトの歯科医院で行う歯科治療ができるレベルを備えており、同クオリティーの治療が 動物にも実現できているものと思います。
また、連携しております歯科技工所とのタイアップにより、クラウンなどの補綴物(金属やセラミック)や歯科矯正器具の作成も行うなど、治療のバリエーションが増えたことも今年の躍進であると考えております。

歯科口腔外科領域につきましては、非常勤で勤務させていただいております総合病院歯科口腔 外科にて、 抜歯を含め、口
腔粘膜疾患や顎関節症、腫瘍、外傷、炎症などにわたり診察、処置、小手術などを行っておりますが、経験豊富な上司からご指導を賜りながら、研鑽し、そして動物に適応可能な口腔外科領域の治療法の考案をしてまいりました。
また、ありがたいことに、本年より当院歯科の受診を希望される飼い主さんが増えており、遠方から診療希望でいらっしゃる飼い主さんもおられました。
現行では、月2度(木曜)の診察・処置を行っておりますが、1日の診察・処置件数に限界があり、上記より、限界の件数が増加しているという現状があるため、飼い主さんをお待たせする時間が大変長くなり、ご迷惑をおかけしてしまっております。
上記の現状ならびに、できる限り受診を希望される飼い主さんに対応させていただきたいとの思いから、院長・副院長と相談させていただき、来年度からの暫定的な予定ではありますが、隔月にて、月に2回➡3回(木曜)の診療に増やす予定です。
診療を続けていて改めて、イヌやネコの歯科疾患は多いように感じます。しかし、日本の獣医大では歯科を学ぶ機会が乏しく、軽んじられている現状があります。
歯学部で歯科医学を専門に学び、歯科医師の観点から考え、獣医師として行った歯科処置で、動物が元気になり、飼い主さんにも喜ばれると、大変うれしく思います。
頼っていただけるよう,今後も邁進していく所存です。
本年もありがとうございました。
来年も何卒よろしくお願い申し上げます。

歯科・口腔外科診療担当
江口淳