御世話になります

歯科・口腔外科の江口です

ご存知の方もいらっしゃるように、2022年4月から当科の診療は毎週木曜日となっています。

基本的に予約制となっており、診察から手術まで行っております。

私が当院で専門診療を始めさせていただいた2018年の歯科開設当初、診療日は、隔週木曜日、月に2回体制でした。

その後、経年的に当科の診療を希望される方が増えてきたことをふまえ、その需要に応えるべく、2022年4月から週1日、月に4～5日の診療日体制に日数を増やし、現在に至ります。

このような体制を整えてきましたが、受診を希望される方が、いまだに多く、その結果、週1日体制でも、診療の予約が数週間先になってしまうという状況が散見されるようになってきました。

予約日を待っていただいている飼い主さんにおかれましては、お待たせしてしまい大変恐縮です。

よって、こうした状況ふまえ、あくまで段階的にではありますが、院長先生と副院長先生とご相談させていただき、診療日を週1日体制から週2日体制に移行することを検討しております。

診療日としては、現行の木曜日は変わらず、『水曜と木曜』あるいは『木曜と金曜』の予定で考えております。

木曜日は原則、午前が診察、午後は手術です。

一方、水曜あるいは金曜に診療日が追加された場合、そのいずれの曜日も原則的に終日診察日とする予定です。

終日診察日となりますので、例えば、午前は都合で来院できないが、午後からなら来院できるという場合にも、比較的柔軟な対応が可能となる場合があります。

週2日になった場合の飼い主さんへのメリットとしては

1. 診療枠が増えるため、予約がとりやすくなる（待つ期間が短くなる）
2. 当日予約が可能な機会が増える（診療枠増のため）

が挙げられます。

また、県外など遠方からお越しいただく方も、以前に比べて診療の時間的都合がつきやすくなるかもしれません。

受診が早まることで、先日、お知らせに載せていただいたように、口腔がんの早期発見など、飼い主さんが気づいていないような緊急性の高いお口の病気をいち早く診ることができる、といったスクリーニングやトリアージの機会がこれまで以上に増えますので、そういう意味でも有効となる可能性があります。

あくまで段階的にはなりますので、まずは、暫定的に『来月6月の水曜と木曜日にかぎり週2日体制』になります

以降は需要に応じて、状況により、隔月、隔週、そして毎月が週2日体制となる場合がありますので、動向をみながら決めていければと考えています。

受診をご検討中の飼い主さんにおかれましては、ホームページにて告知をさせていただきますので、都度ご覧いただけますと幸いです。予約については従来通り、お電話あるいは受付の方へお問い合わせいただければ幸いです。

最後に、余談ですが、ほかの先生いわく、外勤医による専門外来をもち、当科のように週1日の診療体制で、これだけ診療の需要が多い動物病院は県外を含めても稀有だそうです。それだけ当科をご評価いただけているという光栄な話ですので、今後も引き続き高度な獣医歯科・口腔外科医療を提供できるよう邁進してまいります。

今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。