関東地方も降雪の可能性との報道もあり、一段と肌寒くなってきました。
獣医の間ではあるある話ですが、この時期は来院される方が少なくなってくる一方、来院されるワンちゃんネコちゃんは重症な子が多いのもこの時期の特徴であります。
当院も相変わらず多く来院して頂ける日もありますが、落ち着いている日も出てきました。
ですので、どの病院さんでもそうだと思いますが、普段よりじっくりと診察やお話ができる時期でもあります。
例年、このような寒い時期に出やすい病気もあり、日々の診察でもそのようなワンちゃんネコちゃんが増えてきましたので、飼い主の皆様に気を付けて頂くためにもアドバイスさせて頂きます。
①膀胱炎、結石など尿路疾患
寒くなるとお水を飲む量が減ってきますが、そのことで結石ができやすくなったり、おしっこが濃くなってしまうことでこのような病気になりやすくなります。
いつでもお水が飲めるような環境作りを心掛けてみてください。
②呼吸器疾患
この時期は空気が乾燥してくるため、呼吸器へ感染症や炎症が起きやすくなり、ネコちゃんの場合はこれまで潜んでいた、もしくは感染したウイルスによる症状が出てくる機会が増えてきます。
室内の温度管理と共に、湿度の管理もお願い致します。
③その他にも血行が悪くなることにより椎間板ヘルニアや関節炎などの関節疾患も多いです。ちなみに、我々人間では、この時期に心筋梗塞なども多くなってきますが、ワンちゃんネコちゃんは我々人間の心臓に比べて心臓の血管分布が豊富でそのような疾患は顕著に増えることはないと言われております。ただし、寒い時期での散歩は人間同様に急激な温度変化や運動は良くないので気を付けて頂きたい点であります。
ワンちゃんネコちゃんの冬の健康管理を通して、ご自身の冬の健康管理にも気を付けていただけたらと思います。
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