
🔹はじめに
「口が少し臭うけど、年齢のせいかな?」
そう思っている飼い主さんも多いかもしれません。
しかし、歯石や歯周病は口の中だけの問題ではありません。
近年、歯周病が原因で肺炎を起こし、さらに肺高血圧症へとつながるケースが報告されています。
🔹歯周病が引き起こす「誤嚥性肺炎」
歯周病が進行すると、歯ぐきの炎症部位から多くの細菌が放出されます。
これらの細菌は唾液と一緒に気道へ流れ込み、誤嚥性肺炎を引き起こすことがあります。
特に高齢犬や、心臓病を持つ犬では咳反射が低下していることが多く、誤嚥しやすい状態にあります。
人医学・獣医学の研究でも、口腔内細菌と呼吸器感染症との関連が指摘されており、
犬においても同様の病態が生じることが考えられます。
🔹肺炎と肺高血圧症の関係
肺炎などの慢性的な炎症が続くと、肺の中の血管にダメージが蓄積され、血管の壁が厚く硬くなっていきます。
この状態が進行すると、肺動脈を流れる血液に強い抵抗がかかり、肺動脈圧が上昇=肺高血圧症を発症します。
慢性炎症が肺血管の構造を変化させるメカニズムは、循環器の研究でも明らかにされており、肺炎を繰り返すことで、心臓に大きな負担がかかることが分かっています。
🔹「歯周病 → 肺炎 → 肺高血圧症」の流れ
この一連の流れは、心臓病を持つ犬では特にリスクが高く、咳や呼吸の苦しさが出てくることがあります。
🔹放置するとどうなる?
肺高血圧症は、右心系の負担を増やし、最終的に右心不全を引き起こす可能性があります。
「歯の汚れ」から始まった問題が、心臓の病気にまで発展することもあるのです。
🔹予防と早期発見のポイント
✅ 1. 定期的な歯科ケア
歯石除去・歯周病治療によって、口腔内の細菌量を減らすことができます。
これが肺炎や全身炎症の予防につながります。
✅ 2. 咳や呼吸の変化を見逃さない
咳・疲れやすい・呼吸が速いといった症状が出たら、胸部レントゲンや心エコーで肺と心臓の状態を確認することが重要です。
✅ 3. 慢性炎症のコントロール
抗菌薬や消炎療法に加え、必要に応じて肺血管を保護する薬(例:PDE5阻害薬)を使用します。
✅ 4. チーム医療
歯科・循環器・呼吸器の視点から、全身をトータルで診ることが大切です。
🔹まとめ
歯周病は「口だけの病気」ではありません。
肺や心臓の健康にも深く関わる全身疾患の一部です。
「最近、口が臭う」「咳をする」「疲れやすい」などの症状がある場合は、
早めに歯科と循環器の両面からチェックを受けることをおすすめします。
🦷 お口のケアが、心臓を守る第一歩です。
定期的なデンタルチェックと、年1回の循環器健診をぜひご利用ください。
2.Safariの設定を変える
設定手順
1/2 Safariの「サイト越えトラッキングを防ぐ」設定をオフにする
2/2 Safari以外のブラウザ(Google Chromeなど)でアクセスする
* iPhoneの場合:ホーム画面→「設定」→「Safari」→「プライバシーとセキュリティ」→「サイト越えトラッキングを防ぐ」をオフ(グレー)にする
*Macの場合:「Safari(メニュー)」→「設定」→「プライバシー」→「サイト越えトラッキングを防ぐ」のチェックを外す。
原因:iOSのバージョンを15.2以降にアップデートすると、セキュリティ強化の一環として「サイト越えトラッキングを防ぐ」設定が自動的に有効になるため、Googleカレンダーが表示されない場合があります。
お手数をおかけしますが、ご対応の程、お願い致します。
ご来院の前に必ずご連絡ください。ご対応出来ない場合もございます。
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